sirokumaさんのいる異世界

気の向くままに書いた。近畿や兵庫県が多い。

ガラガラヘビがやってくる

あれは何年前だったのだろうか。かれこれ20年以上前の話だったのか。
私は六甲山系のごろごろ岳から北へ尾根沿いを歩いていた。周りには他の人はいなかった。 この日は結構な距離を歩いていたが、ルンルン気分だった。初夏で天気が良く、少し暑いが涼風が吹いて、さわやかな日であった。 観音山付近で、道の中央に大きな蛇がとぐろを巻いていた。

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001-01観音山:国土地理院地図

私はそれを見て足を止めて考えた。
「まむし?ではないな。まむしはもっと太くて不格好やし、だいたい模様が違う」

 まむしは時々、日向ぼっこをする。それは私は何回も見ている。仕事柄、蛇は大体見たら分かる。
「アオダイショウ?しかしあんなに三角形の頭をしとったかな?それに色が違うような」

アオダイショウは筋肉質に見えるような、青というか緑というか、とにかくそんな色をしている。

謎の蛇は私こと善良なハイカー(私)としばらく睨み合っていた。謎の蛇はそのうちに、鎌首をもたげて、善良なハイカーを脅しだした。蛇のくせに、生意気なヤツだ。
やがて尻尾?(どこからどこまでが尻尾だろう?)を上げてガラガラと音を立てて威嚇するのだ。

 「ガラガラヘビ?そんなんの見分け方、分からへん。見たことないし。だいたい日本にガラガラヘビなんかおらんし。噛まれたら確実に死ぬな。ここは山の上やし、日本に血清なんかないやろし」
元々、日本にはいないはずの蛇なのだから、私も見たことない。

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シンリンガラガラヘビ:Wikipedia

「きっとペットが逃げて来たのだろう。西宮の甲陽園に近いから、涼宮ハルヒが捨てたのかも知れない。」

善良なハイカーは約1.5m程下がってどうしようかと考えた。頭の中にはとんねるずのヒット曲の「ガラガラヘビがやってくる」の曲が流れていた。ここを通らずにどう歩いたらいいのかばかり考えていた。

そして、ふと気づいた。
「あいつを倒せばええんや」
そこで、その辺に落ちていた石を投げてみたが、もしこっちに飛んで来たらどうしようという気持ちが強く、石は関係ないところへ飛んで行った。

しかし、これ以外に方法が分らなかったので、もう1つ石を投げた。
石は謎の蛇の手前にへろへろと落ちたが、それを見た謎の蛇はゆっくりと草むらに消えていった。私は、おっと善良なハイカーは、草むらを恐る恐る確認したが、すでに謎の蛇は消えていた。

すでに30分ほどの時間が過ぎていました。
しかし、貴重な経験をしたと思った。
その分、家に帰る時間が遅くなった。

帰りに夙川でおみやげを買うつもりだったが、買い忘れて、妻と娘と息子にいやな顔をされてしまった。おみやげがあるから山登りをさせてあげとるとでも言いたげである。

ガラガラヘビに咬まれて死んだ人はTVでも新聞でも報道されなかったので、多分、誰も咬まれていないのだろう。

 


 

歩いて筋肉痛になった時には、消炎・鎮痛薬を使おう。

 

ボルタレンエマルジェル(VoltarenEmulgel)1.16% :ジクロフェナクジエチルアミンを含み、鎮痛効果が一番高い。塗り薬。

 

ジクロフェナクパッチ(ProtafenPatch)120mg:炎症や痛みを抑えて、肩や腰、関節などの痛みや筋肉痛、外傷後の腫れや痛みを改善する。貼り薬。

 

カウンターペイン プラス(Counterpain)

カウンターペイン クール(Counterpain)

カウンターペイン ホット(Counterpain)

 

カウンターペインホット、カウンターペインプラス、カウンターペインクールの3種類、それぞれの特徴を生かした鎮痛・消炎外用薬である。