緊張型頭痛の傾向と対策 - sirokumaさんのいる異世界

私もそうだが、頭痛を持っている。主な頭痛は、緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛の３つが主なものである。この中で一番多いのは緊張型頭痛である。緊張型頭痛は２つの原因があって、身体的な疲労と精神的な疲労である。

身体的な疲労が原因の緊張型頭痛は、頭から首筋、肩などの筋肉が凝って、血流が悪くなって溜まった疲労物質が神経を刺激して痛みが起こる。

精神的な疲労は、主にストレスが原因である。精神的なストレスや緊張によって、ストレスや緊張によって、脳が機能不全を起こし、頭痛を引き起こしてしまう。生真面目な性格や几帳面さを持った人がかかりやすい。

症状は首筋からあるいは頭全体に鈍い痛みが起こり、孫悟空の頭が締め付けられるような痛みが起こる。緊張型頭痛は、にぶい痛みが特徴だが、我慢できないほどではない。数時間～数日、反復する場合と、持続的に延々と何週間も続く場合がある。首や肩のこりを伴うこともある。

片頭痛は吐き気、嘔吐、めまいが起こる場合が多いが、緊張型頭痛はこれらの症状は、通常起こらない。緊張型頭痛に片頭痛（何らかの理由で神経を刺激して起こる）が重なる場合を混合型頭痛という。私の頭痛も混合型頭痛である。

緊張型頭痛の多くはコンピュータ操作など、姿勢の悪さから来るものである。これに加えて、仕事をせかされるとか、変な噂を立てられるとかのストレスがかかると、一層発症しやすい。

長期的な対策は、姿勢を正しく保つようにする、途中で体操とかして体をほぐす、ストレスになりそうなことは、適当に聞き流す、など肩こりなどやストレスの対策がよい。短期的には鎮痛薬ということになる。また、肩こりなどに対して、筋弛緩薬も効果である。

トラマドール

トラマドール50mg(Tramadol-Mepha)

入手できる鎮痛薬で最も強い薬。モルヒネの1/6～1/10の強さがあり、ガンの痛み止めなどにも使われる。多少の習慣性があるので、長期の服用は気を付けた方がいい。下の薬も似たようなものである。

ボルタレン（ジクロフェナク）

解熱、鎮痛薬ではトラマドールの次になるが、習慣性が少ないので、頭痛、歯痛などの処方薬として使われている。

筋弛緩薬

筋肉の異常な緊張・痙攣を除去し、痛みをやわらげる薬です。